作業

作業療法で扱われる作業は単なる活動とは異なり、個人の経験を含みます。

例えば火山活動は人に経験できないので、活動です。日常生活活動は人が経験することができますが、名称として呼ぶ場合は活動であり、それを実際に行った個人の経験を伴う場合に作業として扱います。つまり、活動や行為を個人が経験したものを、作業として扱います。

 

作業療法では患者さんが再び作業をできるように支援しますが、例えば同じ食事という作業でも、会話を楽しむ人もいれば、味を楽しむ人もいます。食事がただできるだけではなく、会話を楽しめる食事を支援することが作業療法です。