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血圧は患者さんの状態を知るバイタルサインの重要な指標のひとつです。

しかし血圧値だけで判断するのではなく、その他の患者さんの身体状態、精神状態を踏まえてアセスメントする事が大切です。

たとえば、受診前に急いで走ってきた患者さんがいたとします。その患者さんの血圧を測定すると145/95mmHgと高い数値が出るかもしれません。

私たち看護師は正しい値を知るために、こうした状況を想定しながら、血圧測定前に運動していないことなどを確認してから測定するように気を付けています。

 

日本高血圧学会では以下のように基準が定められています。

正常血圧＜130かつ＜85、正常高値血圧130～139または85～89、Ⅰ度高血圧140～159または90～99、Ⅱ度高血圧160～179または100～109、Ⅲ度高血圧≧180または≧110。(収縮期血圧/拡張期血圧の順で記載。単位：mmHg)