心カテ

読み方と意味

心臓カテーテル検査のことで、カテーテルと呼ばれる管をいれて心臓の機能や血管の状態を確認する検査です。

心カテも更に分類すると右心カテと左心カテがあり穿刺する部位、みる項目が変わってきます。

メディッコ補記
左心カテは心臓の血管の状態や左室の機能をみるため、右心カテは心機能をみるために行われます。

左心カテの場合主に橈骨や上腕、大腿の動脈からカテーテルを入れることが多いです。

右心カテの場合は筆者の働いていた施設では大腿静脈からSGカテーテルと呼ばれる特殊なカテーテルを入れていました。

胸痛主訴で救急受診し心筋梗塞疑いにて緊急の心カテで狭窄部位が見つかった場合はそのままPCIという治療へ移行しますが、現在症状もなく検査目的で入院し狭窄が見つかった場合は一度退院してそれから治療という場合が多いです。

なので次回の入院まで病状が悪化しないようにどのような生活がいいのかを患者さんへ伝えておくというのもとても大切になります。