TDM

読み方と意味

てぃーでぃーえむ
英:Therapeutic Drug Monitoring
治療薬物モニタリング。
治療効果や副作用に関する様々なパラメーターをモニタリングしながら患者毎に個別化した薬物投与を行うこと。

メディッコ補記
TDMは主に病院内で使われる方法であり、効果と副作用が血中濃度と深く関係する薬物などに対して行っています。

 

まず、採血を行い、実際に薬の血中濃度を測定します。

目標とする血中濃度に到達していない場合は、効果が担保できない可能性があるため、次回以降の投与量の増量を検討します。

目標以上の血中濃度が得られている場合は、副作用の出現が懸念されるため、次回以降の投与量の減量を検討します。

また、患者さんの病態や臓器機能を総合的に評価し、投与方法を検討します。

TDM はまさに薬剤師の腕の見せ所です。