読み方と意味
えむえすいー
英:muscle strengthening exercise
日:筋力強化訓練
メディッコ補記
患者さんの筋力が弱っている・または今の筋力を維持したいという場合、理学療法士は筋力を強化するためのプログラムを考えます。単にMMTの結果だけでは無く、関節・骨の状態や痛み、体力、認知力など様々な要素を踏まえて、「この患者さんはこの方法ならできるかも」という風に考え、具体的なプログラムを組んでいきます。
方法としては、理学療法士が直接抵抗をかけて行う訓練(徒手筋力訓練)、リハビリ機器を使って行う方法、自主トレーニングなどがあります。
体力や筋力に合わない過度な負荷量を組んでしまうと過用症候群(Overuse syn.)を起こしてしまうリスクがあるので、如何に適切なプログラムを組めるかが理学療法士の腕の見せ所です。