ERBD

読み方と意味

イーアールビーディー

内視鏡的逆行性胆道ドレナージ(endoscopic retrograde biliary drainage)の略語

胆管がん、胆嚢がん、膵がん、などの悪性疾患や、胆管結石などの良性疾患により引き起こされた、胆道閉塞に対して、内視鏡を用いて、ステントと呼ばれるチューブを留置します。

メディッコ補記
ステントにはポリエチレンステント(PS)やメタリックステント(MS)などがあります。

PSは術前の減黄に使われたりしますが、再閉塞しやすいというリスクがあります。再閉塞した場合は、ステントを交換したりもします。

MSの場合は手術適応外の胆道系の悪性腫瘍に対して使われることが多いです。MSを挿入したあとは交換することができません。(留置されたステント回収が難しいため)ERCPと一緒にすることがおおいです。