外シャント

読み方と意味

がいしゃんと
血液透析を行うために静脈と動脈にチューブをつなぎ、それを体外に出してきたもの。

メディッコ補記
凝固や感染のリスク、内シャントの進歩によって、今は使われていません。透析歴が非常に長い患者さんには、外シャント経験者がいることもあり、当時の貴重な経験を聞くことも面白いです。血管に針を刺す必要がなく、体外のチューブに血液回路を接続するだけなので、その観点では患者さんにとってメリットがあるとも言えます。

過去の技術から学び、発展させることができるのも、臨床工学の楽しみのひとつですね。