歩行訓練用階段

読み方と意味

ほこうくんれんようかいだん

階段昇降の訓練に使用する階段器具。

メディッコ補記
患者さんが階段の昇り降りを練習するために使用する器具です。大抵のものは2〜3段で作られているので、階段を練習するための導入として使うことが多いです。低い段差、高い段差を備えているものもあり、患者さんの生活環境に近い段差で訓練できるよう作られています。

段数が少ないため、物足りないと訴える患者さんがいます。そんな患者さんを病院の実際の階段を用いて階段練習を行うと「いや、これはさすがに段数多すぎでしょ」と絶句されることがあります。理学療法士は「もう少し段数の多い歩行訓練用階段は無いのか…」と一度は感じたことがあるはずなのです。