介護療養型医療施設

介護保険で利用できる施設サービスの一種で、老健よりもより医療ニーズがある方にも対応することができます。

とはいうものの、積極的な検査や治療ができるわけではなく、痰の吸引や酸素吸入、経鼻栄養といった対症療法が主となります。しかし、医師や看護職員の夜間配置の基準があるので、医療サービスは24時間提供できるという点が魅力でもあります。

介護老人保健施設、介護老人福祉施設と異なるのは、楽しみとなるようなレクリエーションはほとんど提供されることはなく、あくまでも医療管理を提供することに主眼がおかれている点です。

2018年の医療・介護保険制度同時改定により介護医療院が創設され、2024年3月までに「介護医療院」に転換することが定められています。