読み方と意味
かわひらほう
促通反復療法
メディッコ補記
脳卒中、脊髄損傷の方を主な対象とするアプローチです。
関節軸と言われる関節が動くべき方向で運動を反復することで、運動に使われる神経路(大脳から筋肉までの神経路)を働きやすくする方法になります。
また、自分で動かせない人は電気療法を併用し、弱い力でも運動が行いやすいようにして行うこともあります。神経路を働きやすくすることで、効果器(筋)と求心路・遠心路のループ(大脳ー脊髄間の神経路)が強くなり、運動が行いやすいという効果があります。
理学療法の中でエビデンスが高く信頼性の高い手技と言われます。ちなみに、この手技に慣れるまでにはたくさん練習が必要です。