Kienböck病

読み方と意味

きーんべっくびょう
英:Kienböck disease
月状骨(無腐性)壊死病

メディッコ補記
手関節の反復運動などにより、月状骨が壊死する病気のこと。手術治療もありますが、初期の場合には手関節中間位にして固定する保存治療が選択される場合もあります。
手術治療では月状骨へのストレスを減弱させるために橈骨の短縮骨切り術が施行されることがあります。
術後も保存治療による固定期間後も手関節や前腕の拘縮リスクがありますので、作業療法ではその改善を図ります。
反復使用により症状が惹起されるので生活指導も必要になります。