LDL吸着療法

読み方と意味

えるでぃえるきゅうちゃくりょうほう
LDLアフェレシスは、家族性高コレステロール血症の患者に対し、血液の中からLDLコレステロールを除去する療法。
低比重リポタンパクを吸着させる療法 、下肢の閉塞性動脈硬化症の治療にも用いられる。

メディッコ補記
血中にあるLDL(悪玉)コレステロールを血液浄化にて吸着除去することでASO(閉塞性動脈疾患)の治療をおこないます。
血液浄化療法の血漿吸着療法に分類されます。血漿吸着療法は、血液をダイアライザーのような筒の血漿分離器で血球成分と血漿成分に分離します。そして、分離した血漿成分を吸着器に通してLDL(悪玉)コレステロールを吸着して治療します。
保険の縛りとして3ヵ月で10回までと決められています。プライミングが大変ですが、ほぼ回路さえ取り付けれればあとは自動でプライミングしてくれます。治療が終わったあとの廃液でドロッとしたクラゲみたいなのが出ると、なんか効果が表れそうな気がします。