O157

読み方と意味

おーいちごーなな

O157 は腸管出血性大腸菌の一種。

抵抗力の弱い乳児や高齢者が感染すると、腎機能障害や神経系の障害が後遺症として残る可能性がある。

これまで、牛レバー刺し、ハンバーグ、牛タタキ、ローストビーフ、サラダなどで発生したことのある食中毒。非常に感染力の強い食中毒ですが、加熱殺菌や消毒剤でも死滅しますので、加熱殺菌や消毒剤を正しく使用していれば、防ぐことができる。

メディッコ補記
O157といえばかいわれ大根のイメージが強いと思いますが、それは嘘。

1996年に堺で起こった食中毒で、原因が判明しない段階にもかかわらず、当時の厚労相が原因がかいわれ大根と言ってしまったことで風評被害に。

今でも、正しい知識を持っていない人はかいわれ大根を嫌う傾向にあるのも悲しい現状です。