冷罨法

読み方と意味

れいあんぽう

身体の一部を冷やすことで何らかの症状を改善させる方法

メディッコ補記
冷罨法を行うことで、炎症の抑制や頸動脈や腋窩動脈、大腿動脈などの部位を選択して冷やすことで解熱の効果が期待できます。

また、発熱時の頭部や頸部への冷罨法は、解熱効果ではなく安楽目的で行われます。冷罨法には氷まくらや冷シップ、氷嚢などが使われます。

夏にはよく氷まくらを希望される方が増え、冷蔵庫も氷まくらもフル稼働となり、全然冷たくない!という事態に陥ることも(笑)温罨法と同様に知覚麻痺等の患者さんに対しては低温火傷に注意する必要があります。