ROD

最近はあまり言われなくなりましたが、血液中のカルシウムはリン、ビタミンDの代謝異常により副甲状腺が亢進することで、骨が脆くなり、骨軟化症や繊維性骨炎を引き起こしたり、体内の至るところにカルシウムが沈着し石灰化する異所性石灰化を引き起こすことがあります。

このことをROD（腎性骨異栄養症）といいます。透析患者さんにおけるカルシウムとリンとビタミンDの管理は非常に重要です。