読み方と意味
ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の略
英:locomotive syndrome
運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態で、進行すると要介護状態になるリスクが高いとされる
メディッコ補記
ロコモは移動機能の低下のみを条件としている点が筋力の低下が必須であるサルコペニアと異なる点です。
ロコモの危険性は、7項目の自己チェック、ロコモ度は立ち上がりテスト(片脚または両脚で、10cm、20cm、30cm、40cmと決まった高さから立ち上がれるかどうか)、2ステップテスト(出来る限り大股で2歩歩き歩幅を測定する)などで移動機能低下の程度を評価できます。
フレイルやサルコペニアといった概念と紛らわしいですが、まさしくこれからの日本社会において非常に重要となる概念でしょう。
自然に「ロコモ」という言葉を使えるようになると格好よく見えます。