ソフト食

読み方と意味

そふとしょく

形はあるが、押しつぶしが容易で、食塊形成がしやすく、ばらけにくいもので、大量の離水をしないもの、学会分類2013のコード3。

病院によって名称が異なることもある。

メディッコ補記

従来の病院や施設では、軟菜(普通形態や形とも呼ばれる)の食事を食べることが難しい患者さんに対して、刻み食やミキサー食を提供してきました。

しかし、見た目から美味しさを感じることが難しいというデメリットや、刻むだけでは誤嚥しやすいということが明らかになる等、これまでの刻み食やミキサー食は患者さんに適さないとされています。

そこで、ソフト食という食事形態が、ここ10年程度の間に登場しました。

施設によって基準は異なりますが、型抜きをしたり、使用する食材を工夫して、美味しく見えるように工夫された形態がソフト食です。

稀にミキサーをゼリー状に固めたものをソフト食と呼んでいる施設もあります。