相互作用

読み方と意味

そうごさよう
体内に複数の薬物が存在することにより、薬物が他の薬物と相互に作用し合い、互いに影響を与えること。薬物の効果に影響を与え、効果増強や効果減弱する場合がある。また、新たな副作用が生じる場合もある。

メディッコ補記
相互作用は薬だけでなく、食べ物でも起こり得ます。

有名なのはワルファリンと納豆でしょう。血液が固まるには、ビタミンKが必要です。

ワルファリンは、そのビタミンKの働きを妨げることにより、血液を固まりにくくします。

ところが、納豆にはビタミンKが多く含まれているため、ワルファリンの作用を弱めてしまうのです。

 

通常は納豆を食べないようにお話するのですが、中には、逆に毎日納豆を食べるいう約束の元コントロールするという方もいらっしゃいました。(経験談)