読み方と意味
ぷれぱれーしょん
治療や検査を受ける子どもに対して、これから行うこと、なぜ行うのかを年齢に合った方法で説明すること。
メディッコ補記
小児科で主に行われているプレパレーションという技法は、子どもに正しい知識を伝えること、心理面のサポートとして医療者との信頼関係を築くためのものです。
たとえば、ぬいぐるみや紙芝居、絵本などを使って行います。日ごろから慣れ親しんでいるおもちゃなどを活用すると、より効果的です。
また、子ども対看護師だけではなく、子どもと家族対医療職者として、多職種のなかでも取り組まれるべきです。
決して医療者がスムーズに治療や検査をするためのものではなく、子どもが治療や検査に向き合い頑張ったと自己肯定感を得られることが重要です。