読み方と意味
びぐあないどやく
肝臓に作用して糖新生を抑制する糖尿病薬
メディッコ補記
昔からある薬ですが、とくに非高齢者では最前線で頼られる実力派で、海外では最もよく使われている薬です。
肝臓の糖新生(体内でブドウ糖を作る)を抑え、空腹時の血糖値を下げます。
そのほかにもさまざまな作用があると言われており、膵臓のインスリン分泌能に頼らない姿勢は心強いですが、副作用として、乳酸分解が抑制されることによって惹起される乳酸アシドーシスには注意が必要です。
肝臓・腎臓の機能が低下している人には使いにくいので注意が必要です。