ARDS

肺以外に何らかの疾患があり、また胸部レントゲン上にびまん性浸潤影があり、低酸素血症と左室不全がないことでARDSと判断されることが多いです。

しかしその治療は難しく予後はあまりよくありません。主に敗血症や重症外傷などのショック状態に起こります。

似たような症状で肺に原因があるとALI（急性肺損傷）が疑われます。

なので、呼吸の状態だけでなく血液データやレントゲン所見など患者さんの全身状態をみていく必要があります。