ボバース法

読み方と意味

ぼばーすほう

英:Bobath approach

脳や脊髄といった中枢神経系の可塑性を活用し、中枢神経疾患に起因した障害をもたれた方々の機能改善をめざす治療

メディッコ補記
主に脳性麻痺の小児と脳卒中の患者さんを対象に行う治療法です。

患者さんの運動と姿勢を評価することで、正常な姿勢制御と比較して、障害によって損なわれた機能を見抜き、その部分を治療することで正常に近づけるアプローチです。

ボバース法は、人によって損なわれている部分が違い個別差がかなり大きいため、個別性の高い治療が必要となります。

そのため講習会は片麻痺・脳性麻痺に対する3~8週間のコースが用意されており、そのほかにもたくさんのコースを受講して個別性を高めるような構成になっています。