読み方と意味
ビーピーエス
behavioral pain scaleの略語
人工呼吸器装着中の患者さんの疼痛のスケールとして使用されます。
メディッコ補記
挿管されていて発語のできない患者さんに使用します。
「表情」「上肢」「人工呼吸器との同調」の3項目で観察して5点以上であれば患者さんは疼痛を感じていると判断されます。
眠っているようにみえる患者さんでも「何かで痛いのかもしれない!」という感性を持つことはとても大事です。
しかし鎮痛しすぎると薬剤の副作用などのデメリットがあるので、常に患者さんにとっての安楽を探し続けることが必要ですね。