ボタンホール穿刺

読み方と意味

ぼたんほーるせんし
透析治療における、穿刺方法の1つ。同一部位に反復穿刺を繰り返すことにより、先端の鈍角な針で挿入できる穴を、皮膚と血管に作成する。

メディッコ補記
ピアスの穴を作るようなイメージ。
穿刺痕の痂皮(かさぶた)を除去し、毎回同じ場所に穿刺をすることで、最終的には鋭角な針を刺す必要がなくなります。感染管理に注意が必要ですが、穿刺痛の軽減や、止血時間の短縮などが期待でき、患者さんにとってのメリットも大きいです。