橈骨遠位端骨折

読み方と意味

とうこつえんいたんこっせつ
英:Distal Radius Fracture
前腕にある「橈骨」の手首付近での骨折

メディッコ補記
橈骨遠位端骨折は大腿骨近位部骨折・脊椎圧迫骨折とともに三大骨折と言われたり、上腕骨近位部骨折を含めて四大骨折と言われたりします。
転倒した際に手をつくことで受傷するケースがもっとも多いです。
骨折部が背側へと転位するケースが多く、「フォーク状変形」を呈することが有名です。
治療は保存治療・手術治療どちらもありますが、まずは非罹患部である指・肘・肩の拘縮予防を図ることが重要です。