舟状骨骨折

読み方と意味

しゅうじょうこつこっせつ
英:Scahoid Fracture
舟状骨での骨折

メディッコ補記
手根骨骨折の中でももっとも頻度の高い骨折と言われています。
受傷機転は転倒によるものが多いです。ただ、受傷後早期のレントゲンでは骨折部がわからないこともあり(約10%程度)、数週間経過してから骨折がわかるケースもあります。
舟状骨は血流が乏しい部分があり偽関節になることもあるため、転位が認められる場合には手術療法を選択されることが多いです。
術後は母指CM関節を外転位で固定したサムスパイカスプリント(もしくはキャスト)で安静期間を設けます。