Dupuytren拘縮

読み方と意味

でゅぴゅいとれんこうしゅく
英:Dupuytren Contracture
原因不明の拘縮とされ、主に手掌腱膜部での肥厚により指の屈曲拘縮を呈した状態のこと。

メディッコ補記
基本的に保存治療は無効と言われ、手掌腱膜切除術(切除量は拘縮程度に準ずる)が施行されることが多いです。2015年よりコラゲナーゼの皮下注射による治療法が日本で承認され、現在その治療に関する報告が増えて来ています。
元々はスイスのPlater医師がこの拘縮について報告したのが最初とされていますが、外科医Dupuytrenによって世に広められたことから功績を認められてDupuytren拘縮という名称になりました。