MRSA

黄色ブドウ球菌自体は、非常にありふれた菌の一つです。その黄色ブドウ球菌の中で、メチシリン耐性遺伝子を獲得した菌のことを MRSA と呼びます。

この耐性遺伝子によって、抗菌薬が効かなくなることがこの菌が問題視される理由です。そのため、MRSA 感染症が疑われる場合は、特別に MRSA に効く薬を選択して治療に当たる必要があります。

この菌が検出されると「Mが出た！！」「Mが生えたぞ！」などと言われます。