離床

読み方と意味

りしょう

ベッドから離れること。

メディッコ補記
対義語は「臥床:ベッドで寝た状態」です。理学療法士はよく「早期離床」という目標を掲げます。

なぜこれを目標にするかといえば、臥床状態が長く続くことで、筋肉、関節、骨、内臓など体の様々な組織や能力が弱ってしまい(廃用症候群)、離床が難しくなるばかりか、立ち上がりや歩行も困難になっていくためです。

もし「起きたくない!」と訴えている患者さんを立たせている理学療法士を見かけても、ちゃんと管理して行なっているので、「患者さんのため…!」と思って優しく見守ってあげてください。