読み方と意味
せーふてぃぴんすぷりんと
英:Safety-pin splint
PIP関節の伸展矯正目的に用いるスプリント。
メディッコ補記
PIP関節の伸展制限角度が30度未満のときで皮膚性・骨性の拘縮でない場合に適応となるスプリント。
PIP関節を中心として近位はMP関節にかからないように,遠位はDIP関節にかからないように作製することが重要です。
矯正スプリントなので間欠的(二時間おきに15分程度の頻度など)な装着が基本となります。
適応疾患:PIP関節脱臼後の屈曲拘縮,中央策断裂後のボタンホール変形など