読み方と意味
しゅどうきん
英:agonist
関節運動を起こす際に主となる筋肉または筋群。
メディッコ補記
関節には運動方向があり、動かしたい方向に働く筋肉を”主動筋”と呼びます。対義語として動かしたい方向と逆方向に働く筋肉を”拮抗筋”と呼びます。
これらは関節の運動方向によって入れ替わります。例えば肘を曲げる時の主動筋は上腕二頭筋(二の腕の表側)、拮抗筋は上腕三頭筋(二の腕の裏側)となりますが、肘を伸ばす場合には主動筋は上腕三頭筋、拮抗筋は上腕二頭筋となります。
どちらかが強い場合”優位”、弱い場合”劣位”と呼びます。