四肢長

読み方と意味

ししちょう

四肢の長さを測定すること。下記の項目がある

【上肢】
・上肢長
・上腕長
・前腕長
・手長

【下肢】
・下肢長(棘果長、転子果長)
・大腿長
・下腿長
・足長

メディッコ補記
骨折したことがある方や、関節の変形・拘縮がある方などには必ず検査します。

左右の手足の長さを比べ、差がある場合はその原因を探ります。方法としては、骨の端から端の長さを測ります。と言っても本当の先端を見つける事は出来ないので、実際には骨の端の方にある出っ張り部分(ランドマークと呼びます)同士を皮膚の上から見つけて、それを結んだ長さを測ります。

学生のうちはこのランドマークを見つけるのにとても苦労しがちで、左右差を測ってみるとびっくりするぐらい差が出てしまう事があります。指導者であるスーパーバイザーにもよく突っ込まれるところなので、間違えないように学校で猛練習する検査の一つです。