今になってわかる「先輩にあの時言われたアレ」座談会

むかし先輩（上司）に、「あなたが元気じゃないと、患者さんに元気をあげられないよ」と言われたことがありました。当時ギラギラしていた私は、「え？私が元気かどうかなんて患者さんに影響します？」と反抗的な態度だったんですが、今訪問の仕事をしていて「みややんさんが来ると、月曜日がきた！今週もやるぞ！って元気が出る」と言われます。
たしかに、状況に応じてですが相手に合わせて自分のテンションを爆上げしたりするので、「自分の体力、元気がないと人にも差し上げられないよなー」と、今では素直に思うようになりました。

僕も社会人1年目の頃、かなり年上の上司に「誰でも、仕事が始まって終わるまで待つことはできる。けど、始めたら終わらせられるようにならなあかん」って言われましてね。この座談会で思い出したんですけど、ええこと言うてますよねー。あぁオッチャン、今何してんのかなぁ…笑

新人の時プリセプターには、よく「まゆ毛くらいは描いてこい（笑）」って怒られていたんだけど、基本的には小さなことでも「よくやった！」「さすが！」と褒めて伸ばしてくれる先輩だったな～。その先輩のようになりたくて一生懸命だった！私が3年目で辞めるときには、師長さんと一緒に「どこに出ても恥ずかしくないように育てたから自信持っていきなさい」と背中を押してくれたのは本当に心強かったし、今でも看護師続けている根底にある気持ちかなと思う！そして、自分も後輩指導する時は、こういう気持ちを忘れたくないなといつも思ってる！！！

その先輩に唯一怒られた記憶が、まゆ毛のことくらいしか思い出せなくてwww

私は「石の上にも三年」ですね。新卒の頃、できないことや失敗を繰り返して落ち込んでいた時に、師長さんから言われた言葉です。「今はつらいだろうけど、3年頑張ればあとはそれなりになんとかなるものよ」と言ってもらいました。その頃の私は、このまま続けていても成長できないんじゃないかと先行き不安でした。毎日毎日がつらく、しんどかったですが、その言葉を受けて、少し気持ちが楽になった思い出があります。

おぉ、自分では意識してませんでしたが、あの時の言葉が今も自分の活力になっているのかもしれませんっ！

僕が若手の頃に師長に言われたのは、「明るいことは良いこと。でも人にとっては行き過ぎて嫌がれるかもしれない。それを理解した上で、君の一番良いところを生かしていってね」と言われた言葉です。少し賑やか（かなりマイルドに言うと 笑）だった私ですが、その時の上司が違っていれば今の自分はなかったかもしれない。悪いところは変えていこうと思いがちですが、そうすると良いところも消えてしまうこともあるのかなと、最近教育に関わっていて思い直すことが多いです。それはこの言葉が根源にあるのかなぁと思ってます。

僕は、よく言えば仕事、プライベート共にお祭り男でしたが…。悪く言うと、うるさくて生意気（苦笑）。本当に上司に恵まれた若手時代だったと思います。

たしかに、自分の職場でだけ頑張らなくたっていいというか。頑張るために外で発散、サポートしてもらうことも必要ですよねぇ。