球団史上最速の優勝を遂げた、我らが阪神タイガース。18年ぶりのリーグ優勝は、ここ数年のチームの在り方とは全く異なるものでした。今回の岡田阪神のズバ抜けた優勝の勝因は、監督の関わり方が大いにあると考察しています。
みややん(ST)
1.ティーチング→コーチ陣、監督は外堀でしっかり褒める役割
これまでの岡田監督というのは、いつもムスッとしている…と言いますか、今回も、日頃から監督は選手との関わりが少なかったらしいです。
しかし、今年の岡田監督は、点が入ると嬉しそうにしていました。そして勝利監督インタビューでは、活躍した選手をしっかり名指しで褒めていたのが印象的。選手はその監督インタビューや、スポーツ誌で自分のことをなんと言われていたかを分析していたそうです。
みややん(ST)
2.解説者を経て、俯瞰してチームを見る
岡田監督自身がプロ野球選手→コーチ→監督→解説者を経て、また監督になったという経歴。解説者を挟んだことで、野球というものをより俯瞰して見ることができて、それを采配に活かせたのではないか、と思っています。
ちなみに私も教員経験があって、臨床現場からは離れていた時期があります。現場を離れることにすごく不安がありましたが、今では必要な時期だったと思っています。近くにいる自分と、遠くにいる自分を交互に使い分けられている感じ。
みややん(ST)
3:『アレ』と、目標が明確
これまでの阪神タイガースは、「鉄人」「代打の神様」など名選手がいましたが、今はそのような選手がいません。
しかし、岡田監督はチーム始動時から『アレ』と目標を完ペキなカタチで掲げていました。「優勝と言ってはプレッシャーがかかる」という背景があって『アレ』となったんですが、結果的に独特な雰囲気で意識をさせていましたよね(笑)。
みややん(ST)
みややん(ST)
現在は、小児から看取りまでに携わる訪問ST。回復期リハ病院、教員、急性期、ことばの教室もチラッと勤務。摂食嚥下認定STだけど、やっぱりコミュニケーションって1番根っこだよねーと思い返しているところ。
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