はじめまして、ひろと申します。私はデイケアのリーダーとして、普段は臨床と管理業務をこなす日々を過ごしています。デイケアという施設に馴染みのない方に少し補足をしますと、デイケアとは日帰りでリハビリや介護を受ける施設で、主に老人保健施設や病院などと併設されています。
突然ですが…誰しも仕事は楽しく取り組みたいものですよね？私は今の職場で7年間働いてきましたが、楽しく仕事をするには管理者や上司に評価されることが不可欠だということに気が付きました。そこで、「新しい職場で楽しく仕事をするために」と題して、楽しく仕事をするための秘訣である、管理者や上司から評価される方法・評価される人材になる方法をお伝えします。
なぜ上司に評価される必要があるのか
上司に評価されなくても良いと考える方もいますが、私は仕事を楽しくするためにはとても重要だと考えています。上司に評価されるとこんな良いことがあるんです。
1.上司から仕事を任される
2.上司やスタッフからの信頼を得る
3.自分の意見が通りやすくなる
新しい仕事を任されたり、他のスタッフから信頼を得たり、自分の意見が通りやすい職場だと仕事が楽しくできると思いませんか？そんな状態になるために、上司から評価されることを目指しましょう。
上司の視ているポイントとは
では、上司から評価されるにはどうすれば良いでしょうか？上司の見ているポイントを知ることは評価されることに繋がります。今回は、私が普段見ているポイントのなかでも特に大切な3つをお伝えします。
1.信頼できる人になろう
意外に感じるかもしれませんが、上司はあなたを職業上の知識や技術以外のことで評価していることが多いです。そう…大事なのは人として信頼できるかということ！知識や技術はその一つに過ぎないんですね。どんなに職業上の知識や技術があっても人として信頼できない人には仕事が集まってきません。まずは信頼できる人になることを目指しましょう。
信頼出来る人と一言でいってもピンと来ないかもしれませんが、好感度という言葉に置き換えると分かりやすいかもしれません。例えば、所作が綺麗な人と雑な人…どちらが好感度が高いでしょうか？所作が綺麗な人の方が好感度が高いですよね。なので、所作を綺麗にするために最低限のマナーを身に着けて下さい。例えば「身だしなみ」…おしゃれと身だしなみは違います。だれが見ても「きちんとしてる！清潔だ！」と感じる服装を意識すると良いですよ。
2.仕事の取り組み方を意識しよう
繰り返しになりますが、信頼を得るには知識や技術があるだけでは不十分です。次に大切なのは、あなたの仕事の取り組み方です。上司に評価されやすい仕事の取り組み方のポイントは2つあります。
1つ目は報連相。報連相は聞いたことがある方も多いかもしれません。多いのは、仕事が終わった報告はするものの経過報告はしないという場合です。仕事の進捗状況、問題点、解決策、いつまでに終わるか…等、きめ細かく上司に報告するようにしましょう。丁寧に取り組む姿勢は上司からの信頼に繋がります。
2つ目は指示待ち人間にならないこと。新たな仕事を作るのか、仕事をもらいにいくのか、新しい仕事が割り振られるまで待っているのか…。あなたの行動は上司の信頼に大きく影響を与えます。与えられた仕事が終わったら、積極的に新しい仕事をもらいに行く姿勢を見せるようにしましょう。
3.周りのスタッフに貢献しているか
仕事は個人でするものではありません。上司はチームを「どうしたら良くできるのか？」という視点を常に持っています。個人のスキルを上げることも大切ですが、あなたがチームに良い影響を与える存在になることができれば、あなたを良く評価してくれるでしょう。
初めて社会人になる医療職の方にとっては少し難しく感じるかもしれません。まずは、同期で入ったスタッフにアドバイスしたり、自分の意見を発信するようにしてみましょう。是非「自分がチームに貢献するにはどうしたら良いか」という視点で行動してください。
まとめ
今回は、仕事を楽しくする方法をお伝えしました。自分の意見が通りやすくなったり、周りのスタッフから信頼されるには上司に評価してもらうことが重要です。今回お伝えした視点で行動することで上司に評価される人材になりましょう。
ひろ（理学療法士）
パティシエ経験のある異色の理学療法士です。現在はデイケアを中心として介護保険分野で働いています。認知症があっても幸せに暮らすことに興味があり最近「認知症ケア専門士」の資格をとりました。
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