新しい環境でのストレスの正体

 

就職・転職・異動など新たな環境でチャレンジするときにどうしても付きまとうものは、不安やストレスです。

未知なことへの不安は徐々に時間が解決してくれますが「ストレス」に関してはその正体を理解して上手く調整するしかないような気がします。

そこで今回は7年ぶりに違う環境で働き出して「ストレス」と戦っている私が考える、新しい環境でのストレスの正体についてお伝えしたいと思います!

①新しい人間関係

おそらく新しい環境で誰しもが一番に挙げるストレスといえばこれではないでしょうか。

知らない人ばっかりの中にぽつんと1人。

マズローの欲求の第3段階にある、集団への帰属や愛情を求める「社会的欲求」が満たされない感が満載ですよね。

こちらに関しては「新しい環境での最高のスタートの切り方」でもお話していますが、徐々に自分の力で築き上げていけるものなのです。

自分から積極的に良好な人間関係を築きましょう!

②知らない場所

知らない場所では人間は緊張によるストレスを感じます。

それは新しい職場、新しい休憩室、新しい更衣室、新しい通勤方法など全てに当てはまります。

もちろん毎日そこで過ごすので徐々に慣れることもあります。

しかしおすすめは、職場でも通勤ルートの中でもいいので自分が少し休める場所を確保することです。

例えば、通勤ルートにおしゃれなカフェを見つけて帰りに寄る、職場でもちょっと遠いトイレを使用して気持ちをリセットするなど少し自分が一息付ける場所を見つけておくとストレスを軽減できます。

実際私はトイレ作戦を使用しています笑。

③これまでと違う生活パターン

個人的にはこれが一番厄介なストレスだと感じています。

新たな環境での人間関係や知らない場所での緊張感に目が行きがちですが、それらを休めるはずの自宅での生活パターンの変化により全く休まらなかったり逆にストレスになったりしてしまうのです。

学生から就職、夜勤のある部署から夜勤のない部署、勤務時間の違う場所への転職などで、いままで自分の時間として確保していた時間が自由に取れなくなってしまい、自分のリフレッシュができなくなるのです。

リフレッシュとは遊びだけでなく「自分のやりたいこと」です。

つまりマズローが言うあるべき自分になりたいと願う「自己実現の欲求」が満たされなくなります。

この時間を捻出するために何かの時間を削ったり、何かを諦めたりと一つの変化が多くの変化へと連結してきます。

これがストレスとなるのです。

可能な限り自分の生活に必要なものを見極めて新しい生活パターンにどのようにフィットさせるかできるだけ早期に再構築する必要があります

 

今回は3つのストレスの正体を紹介しました。

「なんかよくわからんけどストレスがあるねん」という状態よりはこの3つを知って対処する方が効率的ではないでしょうか。

新しい環境にチャレンジする人へ届いて参考にしてもらえれば幸いです!

読んでくれた人に幸あれ!

 

執筆者
大前(看護師)

急性期病院のICUで看護師をしている。さまざまなイベントで司会進行をしてきた経験があり、メディッコでは司会兼ツッコミ担当。そしてみんなの兄貴!

Twitter:@Bird_s13