多職種で考える「こんな医師と働きたい!」座談会

医療現場で働くコメディカルの中心には、いつも医師の存在があります。しかし、医師との関係がスムーズにいかないことで悩む医療者もいるのではないでしょうか。今回は「こんな医師と働きたい」という多職種それぞれの思いを語ってみました。医師まで届くといいな…!(笑)

参加者

 REN(PT)
理学療法士11年目。整形外科勤務、体育会系の医師との絡みが多い

 かなこ(Ns)
手術室勤務、医師と関わることが多い中堅看護師

 タサモ(ME)
臨床工学技士13年目。中小病院のため医師との距離は近く、関わりも多い

 久原幸典(ME)
臨床工学技士11年目。循環器や救急の医師と関わる事が多い

多職種は見た!医師のこんな素敵な言葉や行動!

REN(PT)

では、実際に今まで出会った素敵な医師について、話していきましょう。

私のところでは、いつも「ありがとう」と言ってくれる、素敵な医師がいました!

かなこ(Ns)

REN(PT)

おお、それはいいですね! やはり、挨拶はスムーズなコミュニケーションの基本ですよね!

そうですよ! あとは、医師にコールしたときに「なに?」じゃなくて、「どうした~?」と心配したような声を掛けてくれるのも、優しいなと感じます。「なに?」って、言い方によっては怒ってるように聞こえますから。

かなこ(Ns)

REN(PT)

なるほど。ちょっとした口調から優しさを感じるんですね。医師は、皆に指示を出す、言ってしまえば上の立場ですが、優しさや歩み寄りが垣間見えると、心理的な距離がぐっと近付き、いろいろと相談しやすくなりますよね。

そうですよね。「教えてくれてありがとう」「勉強になった」などと謙虚さを持っている医師も素敵です。

タサモ(ME)

僕も医師の「ありがとう」には救われますね。緊急カテで、患者さんと退室するときに、部屋に向かって「ありがとうございました!」って毎回言ってくれる医師がいて、素敵だなと思っていました! あと、個人的なエピソードではありますが、「職員のことは身内だと思ってる。患者のことを自分の家族のように真摯に向き合って治療している。だから、何事にも手を抜かない」と飲み会で語った医師の言葉が印象的でした。これには感動しましたね。

久原(ME)

REN(PT)

惚れてまうやろー!」ですね。

わかります。認知症が進んでいる患者さんに対し、しっかり目を見て、相手の言うことをじっくり聴いている医師がいました。そのように、分け隔てなくまっすぐ向き合う姿は、生粋の医療人だなと思いましたね。

タサモ(ME)

こんな医師と一緒に働きたい!

REN(PT)

皆さんは、どんな医師なら一緒に働きたいと思いますか?

私が一緒に働きたいと思う人は、きちんと会話のキャッチボールができる医師ですね! 意外と「はいはい、はいはい」と受け流す医師も多いです。最低限のコミュニケーションがとれるだけでも、だいぶ違いますね。

かなこ(Ns)

REN(PT)

看護師は、医療職のなかでも一番と言っていいほど医師と近い存在ですもんね。

あと、いろいろと教えてくれる医師とか! 一緒に働いていると、自分の知識も増えるので、勉強になります。

かなこ(Ns)

一緒に働きたい医師かぁ…。ワンマンではなく、患者さんの症状や問題に対して我々スタッフと一緒に考えてくれて、冗談を交えつつ、しっかり話し合える人ですかね。また、ガイドラインやその時々のトピックスに対して、昔と今の在り方を教えてくれる医師とか。熱心に指導されている姿勢を見て、ついていきたくなります。

タサモ(ME)

僕は、患者さんともスタッフとも同じ目線に立てる医師と働きたいですね。わからないことがあったら素直に質問してくれるなど、一緒に考える姿勢があると、こちらもやりがいが持てます。患者さんファーストで診察している人は、常に学ぼうとしているし、謙虚だと思います。過去に救えなかった患者さんを真摯に受け止めていて、そうならないためにしっかり患者さんと向き合おうとしていますよね。自分だけの力では救えないと知っているからこそ、色んな知識に貪欲で、スタッフとも分け隔てなく接してくれるような気がします。

久原(ME)

REN(PT)

皆さんありがとうございました!

まとめ
医師に対する共通した思いは、「同じ医療者として同じ目線に立って、コミュニケーションをとってほしい」「患者さんともしっかり向き合ってほしい」というところでしょうか。次回は、医師が思う、「こんなコメディカルと働きたい」みたいな話を聞きたいですね。協力してくださる医師がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡ください!