スキマ時間を無駄にしない!毎日の長時間通勤を有効に過ごす実践

喜多(PT)

メディッコ代表のキタです。

私は会社に約1時間半かけて通勤するという生活を約3年続けてきました。そのなかで、通勤時間を無駄にしないためのコツを見つけたので、紹介します。スキマ時間の活用に悩む方は参考にしてくれよな!

まずは通勤における環境を見定めよう!

私の通勤は一本の電車で完結するわけではありません。行きの通勤であれば、下記の5つの工程から成り立っています。

自転車:約10分
電車A:約25分、ぎゅうぎゅう
電車B:約45分、座れる
電車C:約15分、たまに座れる
徒歩:約10分

通勤時間を無駄にしないためには、まずはそれぞれの工程がどのような環境にあるかを見定めましょう。

電車Aではぎゅうぎゅうすぎて、スマホを開くのもやっと…という感じです。一方、電車Bでは座れるので荷物の出し入れも可能です。となると、当然ながらやれることも全然違いますよね。まずは、これを確認しましょう。

小見出し:やることをいくつかつくる!

長時間通勤が始まったときは、すべての時間を読書に当てていました

「毎日3時間も読書時間を確保できるなんて最高やな!」みたいなところがあったのですが、3年も過ぎるとなかなかそうも思えなくなってきました。だって、読書に飽きる日もあれば眠くて集中できないときもあるわけです。致し方ない。

ということで、通勤中にやれることをいくつも作りました。

・読書(紙の本)
・読書(スマホ)
・ネット記事を読む
・Twitterをぶらつく
・原稿を書く(まさにこのコラムは通勤時間で書いております)
・原稿を確認する
・ラジオニュースを聞く
・音楽を聴く
・アニメを見る
・ユーチューブを見る
・寝る

ざっとですが、このあたりでしょうか。

1つめのポイントは、「持ち物を増やさないこと」です。長時間の通勤ですと、500g程度の荷物の増量でも死活問題となります。可能な範囲でスマホでできる「やること」を増やしましょう。

2つめのポイントは、「目と耳を使うこと」です。疲れたりやる気がないときは活字を追えないばかりか、動画ですら追えないときがあります。もう疲れ過ぎてスマホを持ち続けることすらもムリ、目を開けておくこともムリ、みたいなときもありますよね。そんなときでもラジオのニュースであれば、ぼやーっと聞き流すことができたりします。

3つめのポイントは、「休むこともやるべきこと」として入れることです。1時間半の通勤ですから、常に何かを取り入れようとするとメンタルが持ちません。体力に合わせて、「今は休むべきときや!」と休む自分を肯定しましょう!

あとは当てはめるだけ

ここまで準備できたら、あとは当てはめるだけです。

「電車混んでるけど何しよっかな〜」

「電車座れたけど何しよっかな〜」

って具合です。簡単でしょ!

ちなみに、電車Bでは電車の一番端っこの席に座れたときには寝れるのですが、端っこ以外では寝れないということがわかってきました。頭の置き場をうまく確保できるか否かに違いがあるためです。環境のなかでもさらに細かな視点から分析をする必要があります。

同じ時間の電車であっても、平日と土日祝で人の多さは違いますし、夏休みや新入職・新入学の時期にも違います。私の発見としては、4月に入ってすぐは思ったよりも人は増えないのですが、新人オリエンテーションを終えたであろう2週目以降に増える傾向があり、5月を過ぎると適切な出勤時間の見定めが終わって電車に乗るメンバーが固定されてくるということです。4月は座れてた席に座れなくなるから気を付けてね!

また、電車によって気温が違う場合があるというのも重要なポイントです。私の利用している阪急京都線は、夏場はちょいと暑いくらいの感じなのですが、阪急神戸線になると、「マイナス100度の世界を再現しているのか?」と思うほど寒いです。コンディションはスキマ時間の活用に大きく影響を及ぼします、各通勤方法の環境は人以外も確認しておきましょう!

喜多(PT)

というわけで、今回はスキマ時間の活用と通勤方法に関する私の実践をお伝えしました。みんな、ほどほどに頑張ろうぜ!
執筆者
喜多一馬(理学療法士/代表)

言わずと知れたメディッコ代表。

Twitter:@rehamame