読み方と意味
ぼとむあっぷほうしき
療法士が評価をする際の考え方。
患者の疾患に対する評価を行い、結果から問題点を抽出し治療を行う。
メディッコ補記
理学療法では患者さんへ介入は評価を行ってから実施されます。
この時の思考プロセスの一つとしてボトムアップというものがあります。この考え方では、問診、関節可動域や筋力などの各疾患に対する評価、日常生活動作の評価など全人的に全て評価します。そこから考えられる問題点を挙げて、その人の目標を決め、治療を考えていきます。
理学療法の実習生さんは実習期間中に多くの評価を経験する必要があるため、基本的にこの考え方で評価することが多いです。丁寧に全身を評価するので問題点の抜けは防げますが、全ての評価をこなすのに時間がかかります。
この思考プロセスと反対のものはトップダウンと呼ばれます。