喜多(PT)
血圧計・体温計・パルスオキシメーターは必須。他にも手袋やナイロン製のエプロンなどの衛生物品も。ちょっとした応急処置ができるように不織布のガーゼとかフィルム材など持っていくね!
あずまっち(Ns)
私も同じく持って行き忘れがないように、カバンにたくさんものを詰めているよ。フィルム材以外はあずまっちと同じかな。STとしては、いつでも使えるようにとろみ剤、計量カップ(とろみをつける目安にするため)、市販の介護食をいくつか、口腔ケア用品は移動車に乗せているかな。
みややん(ST)
荷物多くなるよね。荷物が多いと鞄の中がゴチャゴチャになるので、そんな時に、大活躍するのが百均とかでもよくあるマルチケース!カテゴリーごとに分けて仕舞えば取り出しやすい。特に透明のものは中身もみえるし便利。
あずまっち(Ns)
私もいろいろなポーチ、ケースがカバンに入っているよ。荷物が重いからリュックにしているんだけど、それはそれで車幅がね…。
みややん(ST)
喜多(PT)
自分の幅がわからなくて、いろんなところにぶつかりながら歩いてるよ(笑)。
みややん(ST)
喜多(PT)
(笑)。そうそう、うちのステーションは各個人に社用携帯を支給されているけど、ユニフォームのポケットに入れちゃうとケアの時に邪魔になることも。こんな時便利なのがウエストポーチ!携帯だけでなくペンやメモ帳なども入れたりして。結構他のスタッフも活用しているよ。
あずまっち(Ns)
最近は社用携帯を支給されるステーションも多いよね。ちなみに私はウエストポーチに口腔ケア用品を入れているかな。ポケットのあるユニフォームを選んでおいて、いろいろポケット使い分けているの。PTの同僚は「ポケットがあるとリハしづらい」って言っていたから、なるほどなと思ったよ。職種によって感覚が違うよね。
みややん(ST)
喜多(PT)
福祉用具専門相談員は「今お願いしていい?」といった急な連絡が多いので、携帯をすぐに取り出せることはマストやねぇ。ぼくはウエストポーチとかなくてポケットに入れてるわ…動きにくいよ笑。
みややん(ST)
喜多(PT)
福祉用具専門相談員としては、営業に行くときには名刺・パンフレットくらいで行く時が多いかな!パンフレットも色んな種類を用意していて、ケアマネさんに有益そうな情報を伝えれるようにしているよ。
「挨拶回り」という意味で、「営業」って言い方をするよね。
みややん(ST)
喜多(PT)
そうそう!新しい依頼を貰うために営業に回るんだよね。で、利用者さんのところに行くときには、商品カタログ・メジャーあたりは必須かな!「ここにベッド置きたいんだけど…」「ここ車椅子で通れるかな?」と相談を受けて、その部屋に置けるのか使えるのかをその場で判断しなきゃいけないからね!
みややん(ST)
あずまっち(Ns)
喜多(PT)
えっとね、利用者さんに貸し出す用具の流れを先に説明するね!「メーカーさんが商品を作る→卸業者さんがそれを買って福祉貸与事業所に貸す→福祉貸与事業所が利用者さんに貸す」って流れが基本なんだ。
あずまっち(Ns)
喜多(PT)
なので、卸業者さんと一緒に利用者さんの家に持っていくこともあれば、用具だけ預かって僕一人で持っていくこともあるよ!ベッドは一人で持ち運べないけど、車椅子くらいなら一人で持ち運べるからね!
みややん(ST)
あったらいいなぁ…こんなアイテム!
喜多(PT)
実際には持っていけないけど、これが持っていければいいなぁ…って思うアイテムは何かある?
スライディングシートとか持って行けたらいいなぁと思うよ。病棟にはいくつかあったけど、在宅では各家庭で購入されているところも少ないし。でもあれば便利でだよね。薄手のものとかもあるから一枚くらい持っていても良いのかなぁとも思ったりもするけど…。
あずまっち(Ns)
喜多(PT)
たしかに!在宅で家族は離床させることが出来ないけど、訪問スタッフのみが離床を図る…ってケースは少なくなくて、そんなときにあればいいなぁ…ってのは経験する!看護やリハだから使うけど自宅にはない、かといって持ち運ぶほどでもない…ってものは悩むよね。
そうだなー。DIYしたりもするし、わりとなんでも持っていっているから思いつかないなぁ…。ちなみに最近のDIYは(同僚が作ってくれた)車椅子に乗ったまま測れる体重計。便利だよ〜。
みややん(ST)
あずまっち(Ns)
利用者さんも「体重増やすぞ!」とか頑張ってご飯食べたりしてくれるから、同じ目標を持つ意味でもとっても使えるよ。でもやっぱり病棟にあるものに比べて耐久性に欠けるから、重さに誤差が出ることもあるんだけどね(泣)
みややん(ST)
喜多(PT)
DIYだからそんなに大きくないよ。100cm×100cmくらいかな?重くないけど、さすがに車じゃないと運べないね(汗)
みややん(ST)
喜多(PT)
これはいいぞ!これから訪問をはじめる人におすすめの一品!
喜多(PT)
メディッコは病院勤務の人が多いので、「これから訪問の現場に行くのだ!」って人に知っておいて欲しいおすすめグッズを教えて欲しい!
ものすご〜く地味なんですけど、穴を開けたペットボトルの蓋は重宝するよ!
あずまっち(Ns)
喜多(PT)
陰部洗浄するときにペットボトルにお湯を入れて洗うんだけど、蓋に穴が開いてないとジャーっとお湯がこぼれて洗いにくいんだよね。でもとっさに、穴を開けるものが見つからないご家庭もあったり。だから、穴の開いた蓋は活躍すること間違いなし!
あずまっち(Ns)
喜多(PT)
なるほど!たしかに量の調整がしやすくて便利アイテムだわ…まさに実践者の工夫って感じだなぁ。
紙とペン、あらかじめ作成した50音文字盤、コミュニケーションノートかな(コミュニケーションノートはどこかでゆっくり説明しよう)
みややん(ST)
喜多(PT)
気づかれていないけれど失語症がある、構音障害があってはっきり話せない、難聴があって上手く伝わらない…なんてコミュニケーションに工夫が必要な人はとっても多いよね。この4点セットがあれば、やりとりはスムーズになることがあるよ。
みややん(ST)
喜多(PT)
ちょっとした持ち物だけど、あるとすごく便利だと思う!訪問では自分一人しかいないから、「これは専門じゃないけど対応しなきゃいけない…」というのが多々あるもんね。
みややん(ST)
喜多(PT)
福祉用具としては「用具が使えるの?」ってのが気になるところなんだ。なので、写真があると助かるかな。家の雰囲気を見ると「車椅子も使えそうだな」とか「ここに手すりを置くといいかな」とか分かるもんね。
あずまっち(Ns)
喜多(PT)
もちろん実際に用具を持って行って試してみないと分からないけど、全然情報がないよりも当たりをつけれるからすごく助かるね!訪問行ってる人だったら、「ここはベッド置けそう」とか「歩行器使えますね!」って評価はざっくり出来るだろうしさ。ただ、福祉用具は一番はじめに導入される介護保険サービスなことが多いから、情報提供する立場になることが多いかな。
なるほど~!おもしろいなぁ…他の人の話も聞いてみたいけど、今日はこんなところで!
みややん(ST)
まとめ
今回は看護師×言語聴覚士×福祉用具専門相談員で話してみました。同じ職種でも持っていくアイテムは違うでしょうから、みなさんの意見やおすすめアイテムも教えてくださいね!