ストレスをコントロースして生きていくwithコロナ

新型コロナが流行し始めてどれくらい経ったでしょうか。感染者数の増減はあるものの、“ゼロ”には程遠いですね。やはりwithコロナの世の中になっていくのでしょうか。特効薬が開発されて一気に消滅する世の中が来るのか。後者を夢見つつ、まだまだコロナ社会を生きていかなくてはいけなそうです。今回は、そんなストレス社会の中、一人や密でなくとも行える新たな趣味・ストレス発散をご提案します!

1日ちょっとづつでも大丈夫!読書!!

私は漫画・小説が好きで、特にミステリー要素のある作品には熱中してしまいます。長編を読み終わった後の満足感や達成感は格別です。漫画や小説では別世界に入り込むことができて、普段の疲れやストレスから解放されるような感覚です。漫画であれば無料で読めるアプリがいくつもありますし、小説は近隣の図書館で無料でレンタルが可能です。お金がかからないことはとりあえずやってみるというハードルも低いのではないでしょうか?

本屋さんや図書館が好きな私は時間が許すなら長い時間居ることが出来てしまうくらい、新たな発見や出会いに溢れています。子ども用の絵本や紙芝居などもあるので、子連れの方でも行ってみる価値があると思いますよ!

やってみたら意外と、、、お散歩!

何か新しいことを始める時って億劫ですよね。お散歩?ふざけんじゃねーよ!と思う方もいるかも知れません。騙されたと思ってやってみてください!歩いている間に、思考が整理されることも相まって、身体も心もスッキリしますよ。森林浴をして自然の力を取り入れるも良し、自宅近くの通ったことない道を歩くのも新発見が待っていますよ。私は夜に歩くのが好きで、街灯もない暗い道をスマホの明かりだけで歩いたりしています!おかげで、大学生の時に一度、社会人になってから一度職質されたことがありますが。

ダイエットにもなるし、思考も整理されるし、新たな道を発見できるし、無料で始められるし、いいことづくしですよ!(警察官ともお友達になれるかも)

あなたの潜在意識がそこに?絵画!

先日、絵画療法を模して行われた方々の絵を見て、深層心理って面白いなと感じました。臨床で用いられているような正規のものではなく、自分の中にどんなことが浮かんだのかを描き出すことって面白そうだな〜と感じました。ストレス発散の方法として人と話すことを挙げる方もたくさんいると思います。直接会いづらくなってしまった今はSNSやオンライン電話ツールを使って話をしている人もいると思います。そこで話していることは、意識にあることを発散しているんだと捉えています。絵画では、どんな題材にするかにもよりますが、無意識の部分を表すことができるものなのではないかと思っています。

まとめ

新型コロナの影響で趣味が行えなくなってしまったり、頻度が減ってしまったという方は多いのではないかと思います。気軽に友人や親族にも会えなくなり、ストレスフルな毎日ですよね。今回紹介したものはどれも短時間で区切ることができるものなので、仕事が忙しい方や、育児に追われている方も、ちょっとした時間を使って自分のストレスをコントロールし、心身ともに健康に仕事を送ってみるのもいいのではないでしょうか。精神科で働いている私の持論は、対象者さんに関わる医療従事者が元気じゃないと、元気のお裾分けができない!です。対象者さんのためにも、まずは自分のストレス軽減を図ってみましょう!

執筆者
坂場泰斗(作業療法士/メンタル部)

作業を通じてメンタルを整えていく方法を模索中。教育にも関心を持ち、精神科作業療法の啓発に力を入れています。

Twitter:@demiozx