たくさんの人と長期間のプロジェクトを続けるコツ~自論!~

喜多(PT)

メディッコ代表の喜多です。

僕はメディッコ以外にもいくつかのコミュニティを運営していたり、長期的なプロジェクトに関わっているのですが、「よく続けれますね」みたいなことをちょくちょく言われます。そこで、今回はたくさんの人と協働しながら長期間のプロジェクトを乗り越えるコツみたいなものを紹介します。完全に自論ですので、参考程度に読んでみてください。

ポイント①:そもそも続く前提で考えない

一番最初から意味不明かもしれませんが、そもそもみんなが「続く前提で考えないこと」が大切です。

というのも、どのようなコミュニティにおいても発足した当初はみんながやる気満々で意欲的に取り組む人は多いものですが、次第とみんなが少しずつ離れていきます。同じように最初の熱量がなくなってしまったり(モチベーションがないわけではない)、他に気になることが出てきたり、ライフイベントや本業が忙しくなったり…。とにかく多くの人がそんなもんになってしまいます。

「なら3ヵ月くらいのプロジェクトなら大丈夫じゃね?」と思うかもしれませんが、僕の経験的には1ヵ月以内にこういう傾向が出てきます。そこで、「これを起こさないように仕組み作りをするぞ!」などと考えたこともあったのですが、僕の力ではうまくいきませんでした。

なので、続かない前提で運営を考えるようにしよう!がポイントと思うようになってきたのです。

ポイント②:それぞれがコミットできるタスク内容を考慮する

このように考えると、それぞれがどれくらいタスクに取り組めるのかも見えてきます。

最初のやる気満々期を100とすると、それぞれのメンバーに20とか40とかを割り当てるようなイメージです。このとき、例外なく自分もそれくらいにしておくと良いです。というのも、みんなを20とか40とかにして自分だけ100にしておくと、「なんで自分ばっかり頑張ってるねん!」という気持ちになるので、やめましょう。

もちろん、適所適材がありますので、得意そうなところや取り組んでみたいところを頑張ってもらうように関わるとええんじゃないでしょうか。

ポイント③:別にいつでも辞めていいと思っておく

最後に一番大切なポイントは、いつでも辞めていいと思っておくことです。

もちろん、継続して関わらなければならない案件などを依頼されることもあるので、簡単には辞めれない実情があるといえばあるのですが、それでもまぁ、「いつでも辞めていいんだよな。ってかどうせ何かあった時には必然と続けれなくなるんだから、そういう風にしておかないとダメだわ」という考えに至った訳です。

ということで、最近メディッコが取り組んでいる案件は、僕がいつぶっ倒れてもいいように連絡窓口を複数に分けていたりします。そして意外かもしれませんが、こういう風に考えると気が楽になって、結果的に運営を続けていけることにもつながります。

と、3つを紹介してみました。参考にならんどころか「あり得ないやろ!」と思うこともあるでしょう。確かになぁと思うところだけでも取り入れてみてくださいね!

執筆者
喜多一馬(理学療法士/代表)

言わずと知れたメディッコ代表。

Twitter:@rehamame