私も観に行ったのですが、同じこと思いましたw MRIのこと全く詳しくなかったんですけど、コ〇ンでも詳しく話してたので「めちゃくちゃ勉強になるなぁ〜」って思ってましたw
ぴかりん(DH)
坂場(OT)
クエンチはラ〇エーションハウスでみたことがある!コ〇ンはまだ見てない涙。
クラーク(RT)
実際、病院の人たちはパニックになったりするんですよね。窓から見てたら大量の白い煙が出てくるから。患者さんが見ちゃったら火事だと思って慌てちゃうかも。そういう時に、「クエンチ」って言葉を知ってると、放射線部の連絡を受け取ることがスムーズかと思います。
喜多(PT)
クラーク(RT)
基本的に、「壁から超大量の白い煙」が突然でます。方角次第では患者さんから見えることがあるんですよ。
そうそう。映画では壁とか天井から超大量の白い煙が出てましたw
ぴかりん(DH)
クラーク(RT)
そして地域住民からもばっちり見えて、消防への誤通報が増えます。病院に消防車とか来ます。患者さんがパニック起こさないように皆さんにはご協力もらいたいです!
うわぁ!それは医療者が絶対に知らないとダメなやつだ!
喜多(PT)
クラーク(RT)
対して、MRIの中の方に煙が漏れることもあります。煙の正体は液体ヘリウムが気化したものでマイナス200度近いのです!しかも、超絶膨張します!そして、酸素を置換します!したがって、中に患者さんがいた場合、文字通り秒読みのレベルで救出に向かいます。
喜多(PT)
クラーク(RT)
まずは扉を開けにいきますが、開かない場合は窓をハンマーで割って突入します!その訓練もします!かなりのエマージェンシーなので人が集まりますが、ここで問題なのはMRIの磁場は生きてることなんです。
喜多(PT)
クラーク(RT)
お察しの通りです!慌てた放射線科以外の人が金属を持ち込んで、ハサミなどが飛んで、中にいる人に二次被害を与える可能性があります。なので院内の安全講習でも必ず少しはクエンチについて触れます。ほぼほぼ日常出会いませんが存在だけでも知って欲しいという感じですね。
まじで知らんかった。知らないと絶対にあかんやつやん!
喜多(PT)
タサモ(ME)
クラークさんのお話、めちゃくちゃ勉強になるので、読んでて面白いです。歯科衛生士が知らないだけ?他の職種はこういうこと知ってるのかな…?MRIがあるような大きい病院で働く以上、こういう事もあるってことを知っていると、もしもの時に、行動出来ますよね。
ぴかりん(DH)
タサモ(ME)
ぴかりん(DH)
クラーク(RT)
(これは既にみなさんのコメントまとめたら座談会になってしまってるのでは…)
タサモ(ME)
喜多(PT)
クラーク(RT)
こんなもんですよ。医師もほとんど知らないのではないでしょうか。の割に危険度は高い!
めちゃくちゃ危険度高いと思いますし、私や白石さんみたいな医療従事者がコ〇ン見てたら、結構気になる話だと思います!特に私は全然知らなかっただけ、余計に興味ありました。
ぴかりん(DH)
クラーク(RT)
白石(Ns)
コ〇ンでも説明があって、なるほど~と思っていたのだけど…実は私、全然知らなかったんだよね(笑)
クラーク(RT)
知らない方が多数派ですよ〜!ちなみにクエンチの煙が外に出ることは、中の患者さんを守るために働く安全機構なので良いことなのです。まれに煙が出るとこに鳥の巣ができると逆流の原因になるので、たまに観察してますw
喜多(PT)
クラーク(RT)
そもそもなぜクエンチが起きるかについては専門的なので割愛しますw MRIの内部には液体ヘリウムが封入されてるので、それがなんらかの原因で(ここは割愛)気化して外に漏れ出します。
ヘリウムガス吸って、声高くなったりしないんですか?w シリアスなシーンで灰原とかの声高くなってたら萌えるw
イサミ(Ph)
クラーク(RT)
いわゆる声高くなる系のヘリウムというやつは純度が高くないんです。酸素が結構多く含まれてるんですね。通常ヘリウムの割合が多くなると酸素を置換していって酸欠になります。
イサミ(Ph)
クラーク(RT)
数年に一度、学校とかでも袋をかぶってヘリウムスプレーをやったら児童が倒れたってニュースになりますね。ヘリウムの割合が高くなって酸素濃度が下がったからなんです。クエンチで出てくるヘリウムは濃度100%なので絶対に吸ってはいけないですね。
喜多(PT)
クラーク(RT)
ちなみにヘリウムは空気より軽いので上に溜まります。なのでクエンチで煙が内部に出たとこでは身を低くして行動しなければいけません。外から排気されるダクトはそういった意味で人間の背丈より高いところに設置されています。
まとめ
聞いたことがないことは咄嗟に判断が効かないことも多いと思います。クエンチは普段業務していても中々知ることのできない事象ですので参考になれば幸いです。クエンチを知ったあなた!これでコ◯ンも120%楽しめるはず!
[…] おっしゃるとおり災害拠点病院かどうかによっても左右されます。求められる最低限の検査なども変わります。放射線災害とは簡単にいえば原子力発電所による事故です。やはり原子力発電保有県ですと、それらを想定した訓練を行ったりもします。院内の装置が災害で故障して放射線が漏れ出すかもしれないと思われている方は多いと思いますが、CTやレントゲンなどの撮影機器は電気の作用により機械的に放射線を“発生“させてますので、壊れた時には放射線はゼロです。一方で核医学検査などで放射線の“線源“を扱ってる場合には、それ自体に放射線を発生する能力「放射能」をもっていますので、災害時でも管理は厳格にしなければいけません。また、以前クエンチの話題もしましたが、地震による施設構造の破損によりクエンチが発生することがあります。そうすると患者の避難誘導や、消防との連携、MRI周辺の立ち入り禁止措置などを取ったりもします。 参考座談会絶対に知らないとアカン!クエンチは医療者のマスト知識やぞ! […]