たった2つで大丈夫!~医師が手術室で看護師を手懐けるポイント~

前回は医学生向けに個人的に思う手術室看護師に怒られないポイントをコラムに書きましたが、今回は医師編です。

えっ。たったこれだけ?って思うかもしれないですが、この2つを実践するだけで手術室で看護師を手懐けることが出来ます…もう大丈夫!!

無影灯・モニター・フットスイッチ等の準備をしてから手洗いに行く。

この見出しをみて、「当たり前じゃん?」って思ってくださった先生方!!!素晴らしすぎます。同じ職場ではありませんが、「いつも本当にありがとうございます!!!」と声を大にして言いたい!!!!

私の職場ではこれを実践している医師は正直数少ないです(涙)。無影灯など上記のセッティングのタイミングはその他にもいろいろやることも多く、正直バタバタしています。初めてセッティングしてくれる医師の手術についたときには、それはそれは感動しました(涙)。

もう急に「〇〇使いたいんだけど」って言われても、「おっけー(ローラ風)」で許せます。

手術が終わった後の「ありがとう」。

当院には、術前にオーダーがないのに急に「〇〇使いたい」と言ったり、準備もままならぬすぐに手洗いにいって、手術始まるまでがバタバタになってしまう医師がいるんですが、なぜか手術室看護師のみんなは「まぁ〇〇先生は許せる」と言われている医師がいます。

もちろん手術が上手ってのもあるんですが、急にいろいろ欲しいと言われるので、初めてその医師の外回りを経験したときは、「もう勘弁してくれ!!!」と術中はイライラすることが多かったです。

しかし、手術が終わったあとに肩をぽんぽんされ「ありがとう」と言われたんです。その時私は感じました。「これだな!!!!」と。

「ありがとう」って言われると、すべて許せますよね。(ちょろい)。他の看護師にも聞いてみると、毎回ありがとうって言ってくれているそうです。

おわりに

今回は個人的に思う、手術室で医師が看護師を手懐けるポイント2つをお伝えしました。参考にならなかったらごめんなさい。手術室看護師は厄介な人も多いと思いますが、これからもなにとぞよろしくお願い致します。

とある病院の手術室看護師より。

 

執筆者
かなこ(看護師/ムードメーカー)

急性期病院の手術部で働き、日々の手術を支える縁の下の力持ち。メディッコ内での作業速度No. 1のスキルを持つ。彼氏募集中。

Twitter:@p16cyhzt29